GIMP 透明部分の作り方
透明を作るとはこれいかに?
というお話になるんですが、GIMPで普通に「消しゴム」ツールで画像を消してもその部分は透明にならないみたいなのです。
ためしに下のような画像を用意しました。
真っ赤な背景画像の上に黒猫の画像のレイヤーを置いてます。
この水色は背景色に設定している色ですね。
素の状態だと、GIMPの「消しゴム」ツールは「背景色で塗る」ツールのようです。
これだと猫ちゃんだけを画像から抜き取って背景を変える。といった作業ができません。
GIMPで「消しゴム」ツールを使用して画像を消すにはワンアクション必要です。
「消しゴム」ツールをかけるレイヤーを選択していることを確認したら、メニューバーの「レイヤー」の「透明部分」の中、「アルファチャンネルの追加」をクリック。
「アルファチャンネル」はその画像の透明度を記憶しているデータですね。
さっそく「消しゴム」ツールを猫ちゃんの画像にかけてみると、今度は下の赤色がでてきました。
「消しゴム」ツールをかけたところが透明になった証拠ですね。
GIMPで画像を切り抜くときは是非覚えておきましょう。