今年もよろしくお願いしますでーす。
さて、次世代デッサン人形「DesignDoll」で、諦めていた複雑なポーズに挑戦!
という紹介で、TOP絵に複雑なポーズを載せようと思ったんですけど、いざ複雑なポーズというとなかなか思いつきませんな…
とりあえず寺沢武一先生リスペクトを目指してみましたがいかがでしょう。
「DesignDoll(デザインドール)」は、基本は3D画面に用意されたポリゴンのキャラに簡単にポーズをつけられるソフトです。
はるか昔は、描くキャラのポーズを決めるために、シンプルな作りの木人形をガチャガチャいじって四苦八苦したり、なんとなく白いキャンバスにシャッシャとペンを走らせてぼんやり考えたりしていたものですが…時代は進歩しております。
開発は、運営から販売まですべてひとりで行っていらっしゃるらしいTerawell(テラウェル)さん。すごすぎです。
▲クリックで「DesignDoll」公式サイトに飛びます。
「DesignDoll」の公式サイトには無料版とライセンス版(有料版)が用意されています。
無料版はライセンス版より機能がいくつか制限されていますが、それでもかなりの機能が利用できます。
最近のパソコンならほぼ問題ないと思いますが、3Dデータを利用しているのである程度PCスペックが必要です。
公式サイトの「ダウンロード」から無料版がダウンロードできるページに飛びますので、無料版をダウンロード⇒インストールして、自分のPCで動くかどうかチェックしてみましょう。
無事起動できたら、可も無く不可も無い絶妙にバランスのとれたマンガ体型のポリゴンキャラが表示されます。
「DesignDoll」には沢山の機能が備わっていますが、とりあえず触ってこうではありませんか。
画面のキャラの手を左ドラッグで動かしてみましょう。
ある程度動かしてみると分かりますが、「DesignDoll」の中にデフォルとで入っているキャラにはすでに細かなボーン設定が組み込まれていて、ある程度各部位の動きに他の部位が連動して動いてくれます。
ちなみにカメラの操作は
・カメラの回転
⇒「Alt」+左ドラッグ or 右ドラッグ
・カメラの移動
⇒「Space」+左ドラッグ or 「Alt」+「Shift」+左ドラッグ
・カメラのズームインズームアウト
⇒マウスホイール回転 or 「Space」+右ドラッグ or 「Alt」+「Ctrl」+左ドラッグ or 「Alt」+右ドラッグ or 「+」「-」キー
です。
ためしに腰のポイントを下に下げると、自動的に膝を曲げてくれたりしてくれます。
また、クリックした部位によっては「捻り」になります。
おもに間接以外の部分をドラッグすると捻ることができます。
ある程度人間の可動範囲までしか動かせないように設定されているのが嬉しい限り。
ただ、あまり大きく動かしていると糸が切れた人形のようなポーズになるので注意です。
このようになんとなーくの感覚でけっこういろんなポーズを取らせる事ができる、まさに次世代のデッサン人形となっております。
簡易的ではありますが、直接ポリゴンに“あたり”線を描いてみたりといった機能も搭載。
次回はこういった便利な機能を解説していきます。