毎日同じ朝ご飯だと飽きるように、かわいい子描こうと日夜頑張っていると反動でごっつい筋肉を描きたい時ってありますよね!
な、ないですかそうですか…
「DesignDoll」は難しいポーズの絵を描く際におおいに役立つ3Dデッサン人形ソフトウェアです。
「DesignDollを起動させると、男性とも女性ともとれるニュートラルな体型の人形が表示されます。
これを自分の絵柄に近い体型にトランスフォームさせていきましょう。
右上の「モデル」の行、「□→○」のアイコンをクリックすると、
左から
頭・胸・腹・腕・足
リストの横にスクロールバーがありますので、ずずいーっと上下して理想に近いデザインを探していきます。
リストのどれかにカーソルを重ねると、レバーが表示されます。
このレバーを右回りすると、リストのデザインにモデルが近づいていきます。
ゴツくてりりしい男っぽい顔を選んで68%要素を増やしてみました。
モデルの顔が変化しているのがお解りいただけるでしょうかー
肉体改造は完了しましたが、もとのモデルと頭身が変わっておりません。
なので、ここからさらに理想に近づけていきます。
「□→○」のアイコンの隣の「虫眼鏡+」のようなアイコンをクリックします。
「虫眼鏡+」のようなアイコンをクリックすると、モデルの駆動を制御する「ボーン」が表示されます。
モデルの色とボーンの色が近くて見辛かったので、ついでにモデルの質感を変更しましょう。
3Dの質感は「マテリアル」とか言われたりしますが、このソフトだと「エフィクト」らしいです。
いろんな機能のボタンが表示されますが、とりあえず今回はマテリアルの変更をしたいので、用事があるのは丸い玉に「D」の文字が浮いているボタンです。
マテリアルのリストのどれかをクリックすれば、モデルがその「D」ボールの質感と同じになります。
ここにも横にスクロールバーがありますので、お好みのマテリアルをお探しください。
マテリアルを変更してボーンが見やすくなったなので、肉体改造再開です。
まずは肩幅を広くしたい!
ということで鎖骨あたりのボーンをクリック。
赤と青と緑のバーが表示されます。
なんとなくお気づきかもしれませんが、
赤が上下(Y軸)
青が左右(X軸)
緑が奥行き※ここでは「厚み」かも?(Z軸)
を表します。
さっそく青のバーを横にドラッグすると肩幅が広がりました。
画面右の「・対称」がON状態にしておけば、たとえば図のように左肩を広げると自動的に右肩も広がってくれて便利です。
緑のバーをドラッグして背筋を厚くしているところ。自動的に胸筋もモリモリに。
緑のバーは「・対称」ON・OFF関係ないようです。
青のバーで上腕部を伸ばしてより美しく。
個人的に腕を下ろしたとき、肘が肋骨の一番下と同じ位置になるのが好き。
各ボーンをいじくりまくって理想の体型にしました。
こんな肉体を手に入れたら、冬でもタンクトップですごしたいものです。
スネのボーンを伸ばした結果モデルの足が地面に埋まってしまいましたが、右上「モデル」の行の左から2番目、旗のマークのアイコンをクリックして、下に表示される「選択モデルの接地」をクリックすれば、一発でモデルの位置が修正されます。
理想のモデルが完成したら前回でも紹介したとおりポーズをとらせていきましょう!
ポーズの変更は右上「モデル」の行の一番左、人が両手を広げたポーズのアイコンです。
美しいポーズが完成したらまた呼び出してうっとりするためにtwdで保存するなり、「ファイル」→「画像を書き出す」でbmpにしたりjpgやgifにしてうっとりしましょう。
本来は保存した画像を参考に、難しいポーズの描画に挑戦していくのが正しい使い方かもしれません。