CG基本用語 レイヤー
デジタルイラストを描くときの強い味方が「レイヤー」。
セルアニメのようなもの…といっても、いまやアニメも全部CGなんでしたっけ?
例えば、背景画像の上に無色透明のガラスを乗せて、そのガラスにキャラクターを描いたとします。
ぱっと見は背景にキャラが立っているように見えますが、キャラクターを描いたガラスを取り除けば、元の背景だけの画像になります。
このガラスが、CGにおける「レイヤー」になります。
キャラクターの絵を男の子から女の子にしたい!というとき、ガラスの絵だけ修正すればすぐに背景に立ってる女の子の絵に早変わり。といった感じで、レイヤーを利用すれば一枚のキャンバスにすべてを描き込んだものよりも、いざという時の修正が簡単に済みます。
またレイヤーは透明なガラスの作用というだけでなく、そのレイヤーに描いた絵の透明度を調節したり、色調を変えてみたりと色んなことができるので、どんどん使って試して馴れていきましょう!
実際にデジタルイラストを描くと、レイヤーの数は10や20じゃ済まなくなってきます。
そうすると当然容量がでかくなり、使っているパソコンによっては動作が重くなったりするので注意が必要です。